今日は、七夕ですね。

七夕と言えば、私は長年に渡り、天河神社の七夕祭りのご神事を書画家の小林芙蓉先生とご一緒させて頂いておりました。あれは平成に入ってから間もなくであったと思いますが、毎年この時期には天河に足を運ぶことが恒例となっていました。

私にとって七夕とは、「天と地が結ばれ、すべてが結ばれる」その思いを祈り舞うことでした。それと同時に、この日は旧暦のお盆にあたることから、天河神社では、「ご先祖様と私たちをつなぐ」という祈りを通してご神事が執り行われていました。

今こそ、ご先祖様への感謝と共に祈りを捧げる時ではないでしょうか。

先日の北九州地方を襲った台風の影響による豪雨の災害は、3.11を彷彿とさせる出来事でした。亡くなられた方へのご冥福をお祈りし、被害に遭われた方や今もご不便な思いをされている方々と心を合わせております。

今、奄美の地に居ながらにして、自然からの警告なるものを感じてなりません。

7月7日この良き日に森羅万象、命在るすべてに、そして完全なる宇宙にお祈り申し上げます。

花柳 鶴寿賀