今回の鹿児島御奉納は、正しく「森羅万象の旅」でした。私たちは、2泊3日で4か所を巡業、いえいえ御奉納するため観光する時間は全くありませんでした。しかし、バスで移動中、窓から見える景色に自分自身を解き放つ僅かな時間を得ていました。
こんなにも空が大きくて、拡がる大地!段々畑や田園風景の美しさ、遠くに見える山々に心を奪われました。これは、日本が世界に誇れる真の姿なのではないでしょうか。これこそ、世界遺産と言っても良いと思います。本当に大きな感動を頂きました。
鹿児島から宮崎へ!高千穂神社に向かう道中で見る景色は格別で、車内では大きな歓声が湧き上がるほどでした。私たちは、自然の恵みを頂き、自然界の神々に護られて生きているのだと感じずにはいられません。この素晴らしい大地は、森羅万象の神髄を私たちに語り掛けていました。
私たち人間は、天地人として天と地を結ぶために生まれてくるのですね。天命を受け取り、一人ひとりが光の柱となって人生の目的を生きる時が今なのではないでしょか。天命を生きる今、その創造は、日々の生活をどのように過ごしているのかに懸かっているように感じます。
雄大なる自然界の姿をみていると、自分自身が拡がっていくのを感じます。そして、改めて私たちは無限に拡がる意識、光であるのを思い出し、今この瞬間にすべてと一つであることに氣づかされるのでした。
大宇宙と、この世に存在するすべての神々に心から感謝します。