鹿児島神宮は、思い出の場所です。ここで初めて「森羅万象~七色舞楽~」を御奉納させて頂くこととなりました。ここは何と氣の良いところでありましょうか。この日は、日差しが強かったのですが、風が吹き小川のせせらぎが私たちんの緊張をほぐすかのようでした。
鹿児島神宮の主祭神は、天津日高彦穂々出見尊と豊玉比売命であられます。神宮の名に相応しい壮麗な佇まいでありながら、平穏と豊かな恵みを感じさせてくれる素晴らしい場所です。
そして、御奉納の場所となる拝殿は、実に美しく、天上には240枚の草花の絵が書き上げられ、それはそれは豪華でした。その中には、当時の国内には自生しない草花の絵も描かれており、御祭神の御神徳に調和する絢爛さが伝わってくるのでした。そんな中で、「森羅万象~七色舞楽~」と鶴先生の「天のみとびら」を御奉納させて頂きましたこと、心より感謝いたします。
初めて森羅万象奉納舞とあり、私たちはかなり緊張しましたが、あらゆる準備が整った中で神々の存在に見守られながら無事舞うことが出来ました。下の写真は、うずめの三人の舞が始まった場面を撮影したものです。こうしてみると、鹿児島神宮は森羅万象にびったりの場所であったと思います。
終了後は、直ちに移動しなければならなかったため、この美しい神宮また鹿児島の大地をゆっくり堪能することが出来なかったのは残念ですが、是非また足を運びじっくりとこの地を感じて舞を御奉納したいと思います。
誠にありがとうございました。