第二回:橘劇団奄美公演

橘大五郎

10月も半ばを迎え、深まる秋と共に季節の移り変わりを感じさせる頃、14,15日昨年に続き橘劇団奄美公演がありました。その様子を今回のスタッフとして多大なる貢献をされました、永仮まゆりさんよりご報告頂きましたので、その内容をシェアいたします。永仮まゆりさんは、2015年2月に行われた舞台「奄美ありてある」の原作者でいらっしゃいます。

今回の舞台はは、二日間三公演、一回三部構成で披露されました。

一部は、地元の歌謡・舞踊の愛好家や鶴寿賀先生の公民館講座の子供達、生徒さんが出演しました。一部のラストでは、橘大五郎と花柳鶴寿賀による「あはがり」が舞われ、奄美大島でしかみられない素晴らしい演舞に割れんばかりの拍手がわきました。
二部はお芝居、三部は豪華絢爛舞踊絵巻で、華麗な舞踊ショーが舞われました。かづき夢二座長が特別ゲストで呼ばれ、奄美大島ならではのシックで豪華な衣装に、橘大五郎、橘菊太郎総座長のクオリティの高い舞踊に沢山の方々が魅了され、驚いておられました。
三回公演とも全て違うプログラムで、三時間以上の長時間に及んだにも関わらず、素晴らしい!面白い!と、二回、三回と観にこられる方も多かったです。 公演の朝は雨がふったのですが、はじまる頃には綺麗に晴れあがり、一層島の美しさが際立っていました。

朝崎郁恵さんの「あはがり」は島の言葉で、全てが明るい、という意味ですが、生と死の循環の中で、仮の世を明るく精一杯いきたいという存在のエネルギーが交換、充満され、忘れられない機会になりました。 

永仮まゆり/奄美ありてある原作者、研究者(社会学・思想)

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その様子は、奄美新聞に掲載され大きな反響をいただきました。下の写真は、公演前日、あまみFM、あまみTVに出演をされた時のご様子。大五郎座長、かづき座長、鶴寿賀先生のお三方でいらっしゃいます。

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この舞台公演に携わり、お支援ご協力頂きました皆様、ご来場下さいました地元の皆様に心より感謝申し上げます。

橘劇団

九州演劇協会所属。総座長でもある二代目橘菊太郎が父でもある初代橘菊太郎より今の劇団を受け継ぎ。25歳の時に二代目を襲名する。現在は九州演劇協会の会長も務めている。子役時代、北野武監督の映画「座頭市」•NHK「紅白歌合戦」にて舞踊を披露された。主要メンバーは甥の橘大五郎を中心に母•北条寿美子、姉•小月きよみ、義姉•水城新吾など。そして副座長に橘良二、花形•橘祐太郎などの若手も活躍している。伝統の芝居、明るい人情劇、豪華絢爛のオリジナルショーで、今もなお、大衆演劇のトップを走り続けている。

 

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