鈴之位 授与式 アマミ千龍

こんにちは。

こちら奄美大島も、すっかり秋めいて参りました。朝晩は冷えてきましたので、いよいよ長袖の出番です。

ずっと夏気分が抜けないので、余計に体を冷やしやすいかもしれません。

さて、本日は先日新たに誕生いたしました

アマミ舞 鈴之位(すずのい)アマミ 千龍さんの授与式の模様をお伝えいたします。

アマミ 千龍(ちりゅう)こと、酒井 知里さんは 静岡県御殿場市にございます

ありがとう寺を、町田 宗鳳先生と運営され、日々、毎日の護摩焚きや祈りと共に

ありがとう禅をはじめとした、ありがとう断食や風の集いなど、

様々な心身を清め鍛錬し、本当の自分自身と繋がり見つめる時と場所の提供をされています。

この度は、そのありがとう寺にて、奄美大島の株式会社 天美〜あまみん〜さんが運営されている真菰の田んぼの一画を、

ありがとう寺の御斎田としてはじめられてから

初の収穫を迎えるという、記念すべきタイミングに合わせての

鈴之位授与のお稽古、ならびに授与式となりました。

二週に渡り、二度来島された知里さん。

収穫の合間に稽古を重ね

本当に体、心ともに負荷のかかる環境のなか、いつも笑顔を絶やさず、物凄い集中力を持って取り組まれる姿には、この鈴之位をいただくにあたっての通過儀礼としての

大きな意味合いをその方に与えるのだと

感じずにはいられませんでした。

昼に、また夜からに鶴先生に稽古をしていただき

そしてまた翌週には、さらに自主稽古を積んだ様子が手に取るように分かる進化ぶりに

この短期間で物凄い成長を果たされた

知里さんの持ち前のセンスはさることながら、その努力、また舞に対する姿勢の在り方の素晴らしさに感動いたしました。

いよいよ、今井大権現さまのお山に登り、ご奉納、授与式となった朝、

またお清めの雨が明け方には降りましたが

その時間には晴れ渡り、まずは安木屋場の聖なる場所の海で禊です。

男性はふんどし一枚になり、全身を清めます。

私たちは足、手、口を、白波で禊ます。

天女のようなかわいい 知里さん
立ち神さまに向かい、禊場所に向います

早朝からお支度を整えて、身を清め、いざお山に登ります。

今回は、大江さんをはじめ、知里さんのあたたかい応援団、ありがとう寺のお仲間たちもこの機会に全国から集まり、ご一緒に山頂に向かわれました。

今回は、私自身も前回より1ケ月経ち、お腹もさらに大きくなりありがとう寺のみなさまに荷物を持っていただいて、助けていただきながら無事たどり着くことができました。

山頂に着くと、やはりお掃除、お砂やお水を取り替えるなどして

さらには境内裏手の要所にて

大切なお参り、祈りをいたします。

ここで突然あわの唄を舞うことになりましたが、ありがとう寺のみなさまも、初めてあわの唄に触れられ、とても心に響くものがあったと、あとから教えてくださいました。

そして、境内に戻りいよいよ式がはじまります。

大江さんの進行のもと、神様にご挨拶、

舞の奉納と続き

鈴之位の証書授与と記念品のお飾りが手渡されました。

証書などは、扇を使って手渡され、

日本人としての奥ゆかしく、美しい作法の学びになり、こういったところもアマミ舞として後世に伝え残していきたいことだと、感じながらの厳かな授与式となりました。

そして、私、アマミ 稲菜からは

祝いの舞として、『ひふみ』を舞わせていただきました。

ひふみ祝詞は、日本全国にこの大地に麻を蒔きましょうという意味合いが込められているそうで、熊本の幣立神宮にその古代文字で彫られた石碑があるそうです。

こちらで真菰に携わらせていただいている、鶴先生、そしてありがとう寺のみなさま、知里さん、そして私自身も、麻と並んで日本古来からの神草と呼ばれる真菰、麻にちなんで

ひふみの舞が選ばれました。

そして、記念品の芭蕉のお飾りを装着された知里さん、

いえ、新たに誕生しました

アマミ 千龍さんとしての、

初めてのご奉納舞がはじまりました。

境内中央に向かおうとする立ち姿

その荘厳な美しい凛とした輝いた姿に、

本当に心打たれました。

まず龍神祝詞をご奉納し、

そしてこの数日前に

ここ奄美にて、原種の真菰でそめた

京丹波のシフォンシルクを纏い

天のみとびら を舞いました。

原種の真菰で染められた羽衣を纏って

真菰染めは、アマミ舞の大先輩、染めの作家さんであります塩野圭子先生に教わりながら

10月に染めました。

またこちらも詳しくお伝えできたらと思います。

力強く祈りのこもった、龍神祝詞に続き、

真菰のシルクを纏った、ふんわりとした柔らかな天のみとびらを舞う、千龍さん。

これからも、千 たくさん、たくさんの

お役目を携え、たくさんの場所に赴き、

龍のごとくに払い清め、素晴らしいお役目を果たされていきますことを

十五夜に天からいただきましたお名前に込められた意味とともに、

邁進されますことを、アマミ舞の仲間として心強く、楽しみにお祈りしております。

2つの舞の間には、町田 宗鳳先生による祈りを捧げていただきました。

この今井大権現にまつわる様々な魂たち、そして私たち自身、みんなが浄化され、悦びの時間となりました。

最後は花柳 鶴寿賀、鶴阿彌師匠よりお祝いの言葉と、舞が奉納されました。

ありがとう と とうとがなし の

奄美に伝わる大切な言霊の唱和に合わせての舞は、魂に響く素晴らしい舞でした。

喜びの記念撮影をし

ありがとう寺のお仲間のみなさまもご一緒に

下山すると、お楽しみの直会です。

やっと緊張が溶け、ほぐれ緩む時間です

全ての行程がつつがなく、無事に終了し、

緊張の糸がほどけ自然と笑顔が生まれます。

こっちさんの素晴らしいお料理としつらえ

古民家風に建てられたという、なんとも癒される落ち着き空間にて、

それぞれの感じたことなど、シェアタイム

美味しい食事とデザートと共に

素敵なひとときを過ごさせていただきました。

厚さんに続き、今年はお二人の鈴之位さんが誕生されました。

私も傍らで毎回大きな学びをさせていただき、

感謝とともに、鶴先生、また大きなエネルギーを放って全身全霊の教えを私たちに

ありがとうございました。

全国のアマミ舞の仲間たち、そしてこれから繋がっていく仲間たちに

この模様を共有し、共に在る感覚を

味わっていただけましたら幸いです。

この度は、アマミ 千龍さん

誠におめでとうございます!!

アマミ 稲菜 拝

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