3.10アマミ舞宝珠之位鈴之位授与式

皆さま、こんにちは。

久しぶりのブログ投稿となりましたこと、深くお詫び申し上げます。

この数年の過激な変化の中で、アマミ舞として、そして又、アマミ舞に関わる私たち一人ひとりの意識が、この今に漸く共同創造していく準備が整ったように感じる昨今であります。

本日、この佳き日に、新しい始まりを告げるべく、ご挨拶申し上げたいと存じます。

我らアマミ舞は、今この時、更なる変化に整えるべく準備をして参りました。春分を超え、いよいよ2024年始動です。

鶴寿賀師匠は、リハビリを兼ねての入院生活を完了し、只今、奄美での暮らしに入りました。奄美は、ここ数年で本来持つ豊かさを循環させており、自然との大調和を現実のものにしています。それ故、私たちの目指す祈りというとのについて、深い洞察の元、祈り舞をここから本格的に広げて行きたいと感じる日々です。

そんな思いを秘めながら、鶴寿賀師匠は、今後、奄美と東京の二拠点を構えて舞の指導に励んで参りますこと、本日皆様に分かち合いたいと存じます。

そして、それはもう既に始まっているのです。

常に我々アマミ舞を率いて、前進あるのみと師匠の計り知れないパワーが、新しいビジョンの元に動き始め、弟子である宝珠之位鈴之位を中心に、アマミ舞を啓蒙する者たちの育成に尽力を注いでいる最中であります。

その上で、本日は、嬉しいご報告をさせて下さい。

つい先日3月7日、アマミ舞の名取資格を行いました。鶴先生は、兼ねてから願っていた者、このタイミングでアマミ舞にコミットした者たちに、厳しい名取試験を受ける機会を提供しました。

何と全員が見事に合格して、8日と10日、2回に分けて授与式を執り行い、新たに6名の鈴之位、2名の宝珠之位がこの度誕生いたしましたこと、ここにご報告いたします。

資格授与のための稽古は、普段の稽古とは全く次元の異なるものとなり、アマミ舞を啓蒙する立場に在る者としての心構えや在り方、高い意識に向かうための厳しいお稽古となりました。

そして、スペシャルゲストとして二人の方にお越しいただき、ご指導を賜りました。

先ずは、鶴先生のご親友であり、「一般社団法人 心の會(しんのかい) 」を主催の藤間心先生より、日本舞踊からなる基本的な所作やお扇子の使い方など、更には、日本人の精神と肉体のつながりを学ぶ、大変貴重な機会を頂戴させていただくことと成りました。

祝賀会で!メガネをかけた方が山本先生です。

また、鈴之位授与でいただく、アマミ舞にとつて、大切な鈴を製作して下さる、立体工芸家の山本祐一さんも駆けつけて下さり、神聖幾何学から神道、舞についての講和をしていただきました。

そして、お名取授与式のために足をお運び下さいました方々が見守る中、試験に挑み、鶴先生からお免状をいただき、厳かに、そして晴れやかに無事にお式が執り行われました。

3月8日に鈴之位となったアマミ登美さん(写真右アマミ蓮(写真左)

名取試験のためのお稽古は、普段使うことのない集中力を引き出して、結果、それぞれが本来持ち合わせていた可能性と、自身の内なる光を解き放つ特別な経験をさせていただき、大きな一歩を踏むことが出来たように感じます。

アマミ舞創始者・花柳鶴寿賀ことアマミ鶴阿弥(右)とご親友の藤間心先生(左)

日本舞踊界に多大なる貢献をされ、人生を賭けて舞踊一筋に尽力を尽くして来られたお二人のお姿を見て、心の底から、身の引き締まる思いがいたしました。

常に限界突破の姿勢を私たち弟子に見せて下さる鶴寿賀師匠のご指導は、かけがえがない故に、アマミ舞を舞う私たちは、この上なく恵まれていることを改めて受け取りました。

今、祈りの力と舞の力がこの地球にとって、本当に必要な時であると感じてなりません。アマミ舞としてのお役目は、ここから更に大きくなっていくことと思うのであります。

鈴之位を授与のアマミ和音佳(おとか)さん(上右から)、アマミ愛彩さん、アマミ暁さん
アマミ晴さん(下右)、宝珠之位を授与のアマミ千龍さん(下中)、アマミ富士(左)

皆様、ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。私たちは、アマミ舞の舞人として、これから益々精進して参りますので、どうぞ、今後とも末長く宜しくお願い申し上げます。

最後に、鶴先生、ここまで私たちを導いて下さり、本当に本当にありがとうございます。先生のご指導の一つひとつに、心から感謝いたします。

アマミ富士

御奉納と舞台公演のご案内

皆さん、こんにちは!

素晴らしい満月の日にご挨拶いたします。

そして、早いもので、夏至まで後一週間となりました。私たちは、1年の半分を既に過ごして来たのですね。

皆さま、お元気でいらっしゃるでしょうか。

さて、本日は、11月に予定しています御奉納と舞台公演のお知らせをさせて頂きます。

どちらも大分県での開催です。

御奉納は、宇佐市にあります宇佐神宮です。

全国に約44,000社ある八幡宮の総本社でありまして、石清水八幡宮・筥崎宮とともに日本三大八幡宮の一つです。

現在、日本の再建において、九州地方は、重要な場所と言われています。

そして、鶴先生も、新たな未来に向かって、祈り舞を御奉納したいという、心からの願いをお持ちです。

又、舞台公演は、菊池寛作「恩讐の彼方に」というものですが、宇佐神宮は、この作品にとって重要な場所であることから、御奉納させていただくこととなりました。

ー先生のお言葉ですー

「作品の中でも、九州に入れば、宇佐八幡宮にお詣りをしていることが伺えます。

そこから足を運び、そして中津の耶馬溪で秋の紅葉を楽しみたましょう。青ノ洞門を見学にいきます。私達も、昔の人々と同じ様に祈りたく、此の作品を深く感じる為にも、そして、この作品を舞台化させていただくことをご挨拶させて頂くためにも御奉納をと思います。」

2022年、最初で最後のアマミ舞御奉納となります。皆さまのお心をお寄せていただけましたら、幸いです。

宇佐神宮アマミ舞御奉納

日程:11月19日(土)

奉納舞:あわのうた、ひふみ、君が代

大分到着後、バスを借りて移動します。単独では行動するのは、難しい場所であるためです。ご参加される方には、参加費も含め、後日詳細をお知らせいたします。

参加お申し込みは、7月7日までにアマミ富士までご連絡下さい。

次に舞台公演のお知らせです。

この舞台公演は、鶴先生と鶴先生の実のお姉様で在られる、声読家の篠永朋子さん、お二人の長年の夢であった、菊池 寛作「恩讐の彼方に」の舞台公演です。

主催は、朋子先生が代表を努める大分の朗読グループ「ぽけっとの会」で、アマミ舞は特別出演ということになりました。

又、演出は山下晃彦さん、音楽は木村俊介さんにお願いしております。

数年前に「奄美ありてある」という舞台公演が奄美で開催され、山下さんと鶴先生始め、アマミ舞のメンバーが活躍しましたが、舞台は、それ以来となるものです。

アマミ舞は、祈り舞だけではなく、表現することに挑戦していきたいという、鶴先生の兼ねてからの想いを、今年手がけることになり、11月を楽しみにされていらっしゃいます。

以下、菊池寛さんのプロフィールです。

菊池 寛は、小説家、劇作家、ジャーナリスト。本名は菊池 寛。実業家としても文藝春秋社を興し、芥川賞、直木賞、菊池寛賞の創設に携わった。 ウィキペディア

何と今年が、増設100年目を迎えるそうです。そして、これもまた、素晴らしい機会となるタイミングに重なり、意味深く感じる次第です。

会場:大分ホルトホール 小

JR大分駅より徒歩2分

こちらのクリックして、hpをご覧下さい。

入場料:今回の公演チケットにつきましては、コロナ状況も踏まえて、ご来場なさった方は、受付にてお名前を頂けましたら、ご招待とさせていただきます。

サポート下さる方、舞台を観にご来場下さる方、アマミ富士までご連絡下さるよう、お願いいたします。

fujiko.appreciate@gmail.com