皆さま、こんにちは。
久しぶりのブログ投稿となりましたこと、深くお詫び申し上げます。
この数年の過激な変化の中で、アマミ舞として、そして又、アマミ舞に関わる私たち一人ひとりの意識が、この今に漸く共同創造していく準備が整ったように感じる昨今であります。
本日、この佳き日に、新しい始まりを告げるべく、ご挨拶申し上げたいと存じます。
我らアマミ舞は、今この時、更なる変化に整えるべく準備をして参りました。春分を超え、いよいよ2024年始動です。
鶴寿賀師匠は、リハビリを兼ねての入院生活を完了し、只今、奄美での暮らしに入りました。奄美は、ここ数年で本来持つ豊かさを循環させており、自然との大調和を現実のものにしています。それ故、私たちの目指す祈りというとのについて、深い洞察の元、祈り舞をここから本格的に広げて行きたいと感じる日々です。
そんな思いを秘めながら、鶴寿賀師匠は、今後、奄美と東京の二拠点を構えて舞の指導に励んで参りますこと、本日皆様に分かち合いたいと存じます。

そして、それはもう既に始まっているのです。
常に我々アマミ舞を率いて、前進あるのみと師匠の計り知れないパワーが、新しいビジョンの元に動き始め、弟子である宝珠之位鈴之位を中心に、アマミ舞を啓蒙する者たちの育成に尽力を注いでいる最中であります。
その上で、本日は、嬉しいご報告をさせて下さい。
つい先日3月7日、アマミ舞の名取資格を行いました。鶴先生は、兼ねてから願っていた者、このタイミングでアマミ舞にコミットした者たちに、厳しい名取試験を受ける機会を提供しました。
何と全員が見事に合格して、8日と10日、2回に分けて授与式を執り行い、新たに6名の鈴之位、2名の宝珠之位がこの度誕生いたしましたこと、ここにご報告いたします。
資格授与のための稽古は、普段の稽古とは全く次元の異なるものとなり、アマミ舞を啓蒙する立場に在る者としての心構えや在り方、高い意識に向かうための厳しいお稽古となりました。
そして、スペシャルゲストとして二人の方にお越しいただき、ご指導を賜りました。
先ずは、鶴先生のご親友であり、「一般社団法人 心の會(しんのかい) 」を主催の藤間心先生より、日本舞踊からなる基本的な所作やお扇子の使い方など、更には、日本人の精神と肉体のつながりを学ぶ、大変貴重な機会を頂戴させていただくことと成りました。

また、鈴之位授与でいただく、アマミ舞にとつて、大切な鈴を製作して下さる、立体工芸家の山本祐一さんも駆けつけて下さり、神聖幾何学から神道、舞についての講和をしていただきました。
そして、お名取授与式のために足をお運び下さいました方々が見守る中、試験に挑み、鶴先生からお免状をいただき、厳かに、そして晴れやかに無事にお式が執り行われました。

名取試験のためのお稽古は、普段使うことのない集中力を引き出して、結果、それぞれが本来持ち合わせていた可能性と、自身の内なる光を解き放つ特別な経験をさせていただき、大きな一歩を踏むことが出来たように感じます。

日本舞踊界に多大なる貢献をされ、人生を賭けて舞踊一筋に尽力を尽くして来られたお二人のお姿を見て、心の底から、身の引き締まる思いがいたしました。
常に限界突破の姿勢を私たち弟子に見せて下さる鶴寿賀師匠のご指導は、かけがえがない故に、アマミ舞を舞う私たちは、この上なく恵まれていることを改めて受け取りました。
今、祈りの力と舞の力がこの地球にとって、本当に必要な時であると感じてなりません。アマミ舞としてのお役目は、ここから更に大きくなっていくことと思うのであります。

アマミ晴さん(下右)、宝珠之位を授与のアマミ千龍さん(下中)、アマミ富士(左)
皆様、ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。私たちは、アマミ舞の舞人として、これから益々精進して参りますので、どうぞ、今後とも末長く宜しくお願い申し上げます。
最後に、鶴先生、ここまで私たちを導いて下さり、本当に本当にありがとうございます。先生のご指導の一つひとつに、心から感謝いたします。
アマミ富士

