奄美より…

久しぶり奄美に来ています。午後から雨も上がり、穏やかな海を見ることができ、心地良い奄美の風を感じています。

そして、今日も朝からお忙しい鶴先生に密着取材!

ここは、奄美文化センター。27日から行われる奄美市民文化祭という大きなイベントがあり、鶴先生は、花柳流花篝絵をご披露されることになり、只今リハーサルの真っ最中です。

今回の舞台に立つ三人の子供たちは、まるで妖精のような輝きを解き放ち、その愛くるしさにすっかり目を奪われました。「玉屋」という古典の代表作品で、大道芸役を演じる鶴先生の踊りも楽しさ面白さ満載で、子供たちとの息もぴったりでした。

本番は、さぞ観客のハートを掴んで素晴らしい舞台を見せてくれることでしょう。

さて、久しぶり奄美に来て、先日の台風24号の影響を肌で感じました。何より、エネルギーが一掃されたのか、清々しい空気に触れて、大浄化がなされたことを大自然から受け取りました。

19日20日は、龍郷町の種下ろし祭!一年の収穫を祝い、夜通し踊り明かすネイティブの祭りです。順調に準備は運んでおり、明日は今井大権現岳に登ってお山で踊るのだそうです。とにかく先生は大忙しですが、一年で最も盛り上がる奄美の今この時を心から楽しもうと、張り切っていらっしゃるご様子でした。

明日は、海での禊ぎから始まります。

アマミ 菜々

アマミ 富士

広田神社ご奉納の巻

平成30年9月22日、兵庫県西宮市にあります広田神社にてご奉納を納めさせていただきました。

広田神社内の研修施設廣田山荘でのお稽古は、神戸市内で「むすび食堂」を営む近藤貴美さんという奄美にもご縁の深い方の紹介で、今年の春と初夏と鶴先生に来ていただき開催して参りました。

この度は、8月の天川弁財天大社の御奉納からも間もなくでしたが、広田神社にご縁のある方の協力も得て奉納の機会をいただきました。

そして、ご奉納の前には「あわのうた普及協会」代表である早川須美子さんをお招きして、講話の時間を取り貴重なお話を伺うことができました。

広田神社の所在地である西宮 廣田の地名は、イザナギイザナミの長女としてお生まれになったワカヒメさまが 、故あって流され 待ち構えていたカナサキさまが 姫を拾ったことから「廣田」となった とも言われているそうです。

アマテルカミの姉上であり、ご両親が国を守るために歌い廻られた「あわのうた」を引き継ぎ呪い(まじない)ウタや祓いウタで害虫や国の危機を退けたワカヒメの存在は長らく秘されていたそうです。

須美子さんのお話を伺って、私たちの発する言葉の響き、心の在り方が様々に影響し合う今この時、宇宙の叡智が秘められている「あわのうた」を唄い舞うことの計り知れない意味と、私たち自身が自らの魂を清らかにし、意識を高めていくことの大切さを改めて認識いたしました。

奉納の時間には、前日からの雨も止み晴れた空からは爽やかな心地よい風が吹いていました。

先生の「とおかみえ」、早川須美子さんの透き通る声によるワカヒメさまの恋の歌「まわりうた」、アマミ舞に触れるのが初めての参加メンバーも含めてのあわのうた、君が代、いろは、ひふみ と無事に舞うことができました。

あわのうた所縁のワカヒメさまが暮らした地にある広田神社にて舞うことが出来たことの有難さを今ひしひしと感じております。

兼ねてから念願であった廣田神社ご奉納を無事執り行う事が出来まして、本当に嬉しく、全ての皆さまに心より御礼申し上げます。

最後に、鶴先生、大江さん、須美子さん、東京から駆けつけて下さった富士子ちゃん、菜々ちゃん、参加された皆々様…誠にありがとうございました。

貴美ちゃんの食べて癒される最高のお弁当にデザート、屋久島食材を使った美しいお弁当、本当に美味しかったです。

歌って舞って食べて笑って、豊かな時間が廣田の地に広がりました。

アマミ青 拝

奄美 ゆかた会

8月の最後の週となりましたが、毎年恒例の「ゆかた会」を開催しました。私が奄美に来て以来、自分が長年手掛けてきた日本舞踊とアマミ舞を地元の皆さまにご披露しようと年に一度この会を開いています。天河様の御奉納が終わって直ぐでしたが、東京と奄美で弟子達が稽古に励んでおりました。

驚いたのは、この数日前に非常に大きな台風が奄美に上陸したため、身動きが取れなくなり、今思うとよく開催出来たなと感慨深です。また、今年はここ奄美ではお盆に当たる日と重なり、ご家族で時間を過ごす地元の皆さまが多い中、ご来場者の方々のことも気になりました。しかし会が始まると、この日を楽しみに駆けつけて下さった皆さまの温かいお心を頂戴し、思いもよらない大きな喜びに包まれていくのでした。

弟子たちは、私が多忙な為少ない時間の中で稽古に励みましたが、その成果をしっかりと舞台で披露して観客の声援に応えてくれました。私は、長年取り組んで来た舞踊を奄美に移住してからも自分なりに細々と続けて参りましたが、漸く今ここに来て少しずつですが身を結び形になってきたことを実感し、溢れんばかりの深い感謝の気持ちを感じたのです。

私は、あまり深く考えずにやりたいと思うことをただただ続けて来たのですが、その直向きな思いや小さな一歩というものが身を結んだ時に得られる人生のご褒美のようなものをこの日受け取りました。

今、奄美にきて四年という月日が経ちますが、今まで積み重ねてきたことが、一つずつ目に見える形となり、皆さまのお心と結び合わせて頂けるとようになりまして、この地に来て本当に良かったと深く深く感じています。

奄美の神々様、誠にありがとうございます。

心から感謝いたします。

花柳 鶴寿賀

ご縁ありまして、これまで奄美には数回足を運こんでいるのですが、今回は大きな台風が去った直後、お盆と重なったタイミングでこちらに入らせていただきました。

奄美の皆さまが大切にされて来たご先祖様への感謝と祈りは、大自然と共存する暮らしの中で培われてきた命の共鳴、そこにすべてがあるということを「よいすら」を舞うことで感じ、言葉に出来ない魂の喜びを受け取らせて頂きました。

何より嬉しかったのは、舞台を観て下さったお客様から、「自然と涙が溢れてきた」「東京からきた子が奄美の島唄を舞えることに感動した」とのお言葉を頂いたことです。大変嬉しく、これからの私の人生においても大きな力となり励みになります。本当に今回皆さまに舞を披露させて頂き、ご一緒に「ゆかた会」を楽しませて頂きまして心より感謝申し上げます。

アマミ 月

四龍の舞~奄美龍の衣裳

衣裳とは、舞踊をする者にとって大変重要な物であり、衣裳を身につけた時に生まれる何かがあり、身体と心を結びつけて舞い踊る気持ちを高揚させるほどの力を持つ大切な一部です。

この度は奄美を象徴する龍であり、四龍の中心なる奄美龍を舞わせて頂きました。地球の中心と云われる奄美の大地を護っているハブ神様。この奄美にとっての叡智でもあります。その地を耕す人々の道具を考え、デザインされたものが大島紬です。

この紬の工程は、複雑で糸の一本一本に柄をつけ、縦糸横糸を組み合わせ各々の絵が出来ます。古くから龍郷柄(ハブ柄)、秋名バラ(バラと云う農業の道具)があります。

今回の奄美龍は、秋名バラを使仕立てお願いしました。ところがこの秋名バラがすでに織られてなく、いくら捜しても小さな切れ端しかなく、それを継ぎ合わせ何とか形にして格好は付けました。

しかし、出発前日アイロンをかけようと衣文掛けにかけたものを見ると、どうしてもイメージが湧きません。私はその場に立ち尽くしてしまい、ん~んと唸ってしまいました。そして、遂にこれでは舞うことが出来ない!駄目だということで、大急ぎで探し回り漸く一軒の店を見つけました。

一丹それも柄の大きさも良し。イメージが浮かんで来たところに、仕度の方がやって来て「判りました」と持ち帰り、たった一日で仕上げて下さり、翌日、飛行機にのる寸前に衣装を手にすることとなりまして、無事天河様に間に合いました。

大変な思いをしましたが、納得のいく出来栄えとなり、ご奉納では安心して気持ち良く舞うことが出来ました。

この衣装を纏い、奄美龍を天河様にご奉納出来ましたこと、本当に嬉しく思っています。

誠にありがとうございました。

花柳 鶴寿賀(鶴阿彌)

来月、東京に参ります!

世界の至るところで異常気象の影響が様々な形で現れています。この夏を無事に乗り越え、秋の訪れと共に新しい始まりを迎えるタイミング…

そのための準備は欠かせませんね。物事が切り替わる時は、心構えが大切です。

天河大辨財天社でのご奉納では、大変多くの学びと新しい未来に向けてのビジョンを受け取りました。

来月は、急きょ東京へ行くことが決まり、一日稽古をする時間を設けました。又、これまでの数ヶ月を振り返り、ご報告や今後のお知らせもしたく、親睦会も開くことに致しました。

是非、初めての方もお久しぶりの方も、お気軽にご参加下さいませ。

皆さまにお会いするのを楽しみにしています。

花柳 鶴寿賀

日時:9月24日(㊗月)13:30~17:00

会場:目黒駅周辺(お申込み後ご案内いたします)

稽古指導者:花柳 鶴寿賀(鶴阿彌)

8月6日 天河大辨財天社にて「森羅万象 奄美龍の舞」を御奉納する

花柳 鶴寿賀

撮影:三宅 加余子

※稽古・親睦会共に会場の詳細なお知らせは、担当者よりお申込み後ご案内致します。

← 戻る

ご回答をありがとうございました。 ✨