加計呂麻島 『尊尊がなし』アマミ舞ワークについて

新年あけましておめでとうございます。

本年もアマミ舞一同宜しくお願い申し上げます。

奄美大島は、冬の雨と風が強く続く新年ですが、みなさま新たな年を迎えいかがお過ごしでしょうか。

本日は、加計呂麻島で行われる、アマミ舞ワークについて詳細をお知らせいたします。

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尊尊がなしとは、奄美に伝わる、神様にだけ使う、特別な感謝や畏敬の念をあらわす言葉です。

今回は、ミネハハさんが唄われ、大倉正之助さんの鼓や声が入った素晴らしい曲にアマミ舞創始者 鶴阿彌こと、花柳鶴寿賀が振りをつけ、その舞をお稽古いたします。

出雲大社御奉納へと続く、アマミ舞の新たな舞を共にお稽古いたしましょう。

《日程》

第一回2021年2月5日(金)~2月8日(月)3泊4日

第二回2021年3月5日(金)~3月8日(月)3泊4日

(両日程とも同じ内容のお稽古となります)

下記日程は概要です。詳しい奄美空港出発時間などは、全国からの参加者の到着時刻等の兼ね合いにより調整をいたします。

5日の昼ごろには集合・出発できたらと思っていますが、奄美大島に入る日時~発つ日時のご予定をお早めにお知らせくださいませ。

前後泊をされる方は、送迎の調整の参考にいたしますので、

念のため宿泊先もお知らせください。

<初日>5日 

奄美大島空港発(10人乗りレンタカー予定)~古仁屋港(所要時間:1時間45分)途中トイレ休憩などはさみながら2時間ほど

古仁屋港~加計呂麻島 フェリーにて 約20分

加計呂麻島到着~5マイル(宿泊先・お稽古会場)車での送迎あり

到着後、オリエンテーション

夕食

食後、夜のお稽古

(『ここから』や、『尊尊がなし』の舞について、また踊りを創作することについてなどみなさんの様子をみながらお稽古やお話をして参ります)

お風呂など 就寝

<2日目>6日

※各自、朝練などは自由です

朝食

午前中のお稽古 休憩をはさみながら

昼食

午後のお稽古 休憩のおやつもお楽しみ

夕食

夜のお稽古

<3日目>7日

2日目と同じか、ひとつのお稽古の成果区切りとしてみなさんの前で発表、

または加計呂麻島 高千穂神社での御奉納など考えております。

ただし、高千穂神社の境内が変化しているため、舞うことが難しくなっているので

なにか方策を考えています。

詳しい日程は、翌日のみなさんのお帰りの便の時間のご都合などをうかがって

さらに詰めて参ります。

<4日目>8日ワーク最終日

朝食

お稽古やお帰りの支度など

出発のフェリー時刻に合わせて港へ

フェリーにて古仁屋港へ

古仁屋港~奄美大島空港(レンタカー10人乗り予定)

以上、おおまかな概要となります

《会場》

海宿5マイル 

住所:鹿児島県大島郡瀬戸内町伊子茂437

TEL:0997-76-0585

《定員》10~12人

《ワーク参加代金》

36,900円

(空港~古仁屋港 往復の送迎レンタカー代、加計呂麻島往復フェリー代金、休憩時の真菰茶、おやつ代金 込み)

おやつはたんかんジュース、ミキなど

株式会社天美あまみんより差し入れです!

《宿泊代金》

1泊 10,000円 税込(朝食・昼食・夕食付き)ワーク特別価格

3泊4日 30,000円 税込

※宿泊代金は、宿にて現地精算となります

現金のみでのお支払いとなります

《もちもの》

動きやすい白い服 上下、足袋(綿のもの)

※滑りやすいので、転倒防止のため化学繊維のものはお控えください

お扇子(ない方は購入できますお申出ください)

その他着替えや洗面用具等

⚫︎尊尊がなしのCDを事前に聞いていただいています。ご参加希望の方で、お手元に届いていない場合はお知らせください。

《稽古指導》

アマミ舞 創始者 鶴阿(花柳 鶴寿賀)

補佐:アマミ 渓(3月)

《主催》

一般社団法人 アマミ舞協会

《事務局》

アマミ舞 宝珠位 アマミ稲菜

⚫︎お問い合わせ・お申し込み先メールアドレス

chihiro.love.heart.4u@gmail.com

お申し込み後、詳細のご連絡をいたします。

※お申し込み締め切りは

1月20日(水)2月ワーク

2月20日(土)3月ワーク

3月は残席わずか、2月も数席となっております。

ご興味のある方はぜひお問い合わせくださいませ。

また、現在のコロナウィルスの状況も見て判断しながら、細心の注意を払ってすすめて参ります。

今後も状況により、ワークの内容、開催に変更が生じる可能性もありますのでご了承くださいませ。

ご参加の皆さまも、ご自身の体調をよく管理されながら、気になる点がある場合には随時ご相談、ご連絡くださいませ。よろしくお願い致します。

奄美の地から世界へ繋がる祈りと舞

アマミ里佳(水谷里佳)

この度、鶴先生よりお声掛け頂きまして11月22日に配信される奄美の地で開催された「ウル」、「くう」の上映会前のご神事のお着替えのお手伝いをさせて頂きました。

きちんと出来るか緊張しながら、加計呂麻島から龍郷町へ向かいました。

前日までお天気が悪かったのですが、当日は澄んだ秋空が広がりました。

鶴先生ととおまさんがご縁を結ばれて以来、様々な場で祈りの機会をご一緒されていらっしゃいますが、今回、節田の立神様が眺められる広大な太平洋に面した海岸で音びらきのご神事が執り行なわれました。

西陽が射す美しい光のなか、大江さんの奄美の言葉(方言)で話される真摯なお祈りから始まり、その言霊からは代々、御守りされていらっしゃる今井大権現の神様、奄美の土地の神々様やあらゆる神々様や方々への深い敬意と感謝の祈りを唱えられました。

私はいつも大江さんのお祈りを聴かせて頂くとまるで奄美の神様と対話されていらっしゃるかのようで感動で胸が熱くなります。

奄美の波の音を背景に、とおまさんが歌われる「アウラ」が美しく響き渡るなか、奄美の名産品である大島紬を取り入れられた素晴らしいお衣装を纏われた鶴先生が美しく厳かな舞を奄美の地、そして配信を通して世界に届けられました。

昨年の12月に鶴先生は龍郷町にありますりゅうゆう館にて日本舞踊とアマミ舞を1つの舞台上に融合させ、「南風にのせて おどりおどる」を開催されましたが、その時、美内すずえ先生作「おうな」を舞われ、歌詞の一文に

「結んで開いて 開いて結ぶ」があるのですが…

奄美で鶴先生が舞われた事によって、日本の聖地、霊地が開かれ、結ばれていくのでは?と日を重ねるごとに感じられました。

あれから一年を迎える目前に

今回、奄美からの祈りを世界へ動画配信された事はとても意味深く感じられました。

鶴先生は2000年に初めて奄美 加計呂麻島に足を運ばれて、天と地を繋ぐ舞のインスピレーションを受けられ、アマミ舞をお作りになられました。

そして…2015年2月に龍の郷である龍郷町にお住まいの大江さんと御結婚され、6年が経過し、来年、7年目を迎えます。

大江さんと共に無農薬で原種の真菰やお米などを大事に手掛けられながら、舞とともに大地に根ざした暮らしを日々、送られていらっしゃいます。

奄美で生まれ育っていらっしゃる大江さんが大自然や土地や神々様、ご先祖様やあらゆる存在を尊び、感謝溢れる真摯なお祈りと長年、あらゆる場所で常に深い愛と真っ直ぐな思いで舞、祈られてこられた鶴先生の「世界平和と宇宙、森羅万象等の安寧」を願われる深い祈りを込められた美しく厳かな舞が一対となり、祈りの力がさらに深まり…

奄美からの祈りが全国、世界へと波及していくように感じました。

海辺を裸足で舞われる鶴先生は、奄美の土地と一体となられ、舞われていらっしゃるお姿は本当に美しく、海を背景に立たれていらっしゃるお姿もまるで舞われているようで、何かを放ち、目が離せない程でした。

広大な海を背に舞われる鶴先生は

どの瞬間も…どこを切り取っても

ただ…ただ 美しく凛とされた空間が生まれ

存在そのもので舞われていらっしゃるように感じました。

本当に光り輝いていらっしゃいました。

とおまさんの祈り深い美しい歌に合わせ、奄美の風、海、打ち寄せる波、光、空、大地、山々、空気 全てと共に、凛と美しく舞われていらっしゃる鶴先生のお姿をご覧になられた奄美の神々様がお喜びになられていると思いました。

住み慣れた東京を離れ、今井大権現様の麓の龍郷町に命の根を宿され、大江さんと共に奄美で自然と向き合われながら、日々を重ねていらっしゃるお姿に…

改めて、鶴先生、大江さんの在り方、真心、暮らしの中に…舞、祈り、耕し、育て、収穫に感謝し、その実りを分かち合うことなどの営み全てが、太古から行われてきた人々の生き方、暮らし方に通じ、私達は舞だけでなく、本当にたくさんの事を学ばせて頂いている事を感じました。

自然豊かな奄美の大地を弥栄(いやさか)にされ、その事によって日本各地が弥栄に…

そして… 世界各地の弥栄と平和に繋がっていく気がしました。

鶴先生や大江さんの真っ直ぐな想いと温かいお心に本当に感謝しております。

その一つ一つを受け取らせて頂きながら、温かい皆さまと共に祈り、舞わせて頂ける事が本当に嬉しいです。

鶴先生、大江さん、アマミ舞の皆さま、

そして…奄美 加計呂麻島にご縁を頂きました事に尊尊がなし。

生きること 暮らすこと 舞うこと

文: 小川 真愛

あなたが 今いる
その場から
ただ 空を見上げたならば

夏の海の色のような
晴天か

あるいは 海面に映る
朝の輝きのような
黄金色か

あるいは 岩間打つ
波頭のような 白い雲が
たなびいては いないだろうか

そこから
さらに 目を閉じ
透明な地平線を 見たならば

海が
目に見えぬ 心の海が
遥かに 見えてこないだろうか

その 彼方
空と海の間に
遠き祖先の
舞が 歌声が 歓喜が
聞こえては こないだろうか

あなたの 血潮の中の
塩なる 海の記憶

🌊

その昔
空と海の間 波間から
謡うたい が
踊りが 舞が 神楽が
潮の流れに乗り
遠き国より
奄美に 伝わったそう

その謡は
奄美では 八月踊りとなり
さらに 潮に乗り
四国で 阿波踊り
さらに 本土で 盆踊りとなり
今の世の 日本の夏を 覆いゆく

ここから
こころから
こころが動くから

息吹は 謡となり
はたらく御手が 舞いとなり
この地に今ある喜びを
天へ 地へと 繋げゆく

この地に 身を 定よう
そのように 決められて
お父様の生まれられた奄美に
舞と共に 戻り
舞と共に 始まり
舞と共に 暮らし
そうして アマミ舞が生まれました

🌊

一年を終え
龍の里 龍郷
アマミ舞の周辺では今
新しい舞 『尊尊く愛し』(とうとがなし)

のご創作と
年の瀬を飾る龍のしめ縄作りが
忙しいながらも 朗らかに
進められています

🌊

わたしは 不器用だから
ただ 続けてきただけ
そう仰って

誰にでも 舞うことができるよう
身体に添う 素の舞を
凛と 教えてくださいます

その鶴壽賀先生が
また新しい舞を ご創作され
この二月 教えてくださるそう

よかったら 是非 ご一緒に
この波のように 舞いませんか?

鈴之位 授与式 アマミ千龍

こんにちは。

こちら奄美大島も、すっかり秋めいて参りました。朝晩は冷えてきましたので、いよいよ長袖の出番です。

ずっと夏気分が抜けないので、余計に体を冷やしやすいかもしれません。

さて、本日は先日新たに誕生いたしました

アマミ舞 鈴之位(すずのい)アマミ 千龍さんの授与式の模様をお伝えいたします。

アマミ 千龍(ちりゅう)こと、酒井 知里さんは 静岡県御殿場市にございます

ありがとう寺を、町田 宗鳳先生と運営され、日々、毎日の護摩焚きや祈りと共に

ありがとう禅をはじめとした、ありがとう断食や風の集いなど、

様々な心身を清め鍛錬し、本当の自分自身と繋がり見つめる時と場所の提供をされています。

この度は、そのありがとう寺にて、奄美大島の株式会社 天美〜あまみん〜さんが運営されている真菰の田んぼの一画を、

ありがとう寺の御斎田としてはじめられてから

初の収穫を迎えるという、記念すべきタイミングに合わせての

鈴之位授与のお稽古、ならびに授与式となりました。

二週に渡り、二度来島された知里さん。

収穫の合間に稽古を重ね

本当に体、心ともに負荷のかかる環境のなか、いつも笑顔を絶やさず、物凄い集中力を持って取り組まれる姿には、この鈴之位をいただくにあたっての通過儀礼としての

大きな意味合いをその方に与えるのだと

感じずにはいられませんでした。

昼に、また夜からに鶴先生に稽古をしていただき

そしてまた翌週には、さらに自主稽古を積んだ様子が手に取るように分かる進化ぶりに

この短期間で物凄い成長を果たされた

知里さんの持ち前のセンスはさることながら、その努力、また舞に対する姿勢の在り方の素晴らしさに感動いたしました。

いよいよ、今井大権現さまのお山に登り、ご奉納、授与式となった朝、

またお清めの雨が明け方には降りましたが

その時間には晴れ渡り、まずは安木屋場の聖なる場所の海で禊です。

男性はふんどし一枚になり、全身を清めます。

私たちは足、手、口を、白波で禊ます。

天女のようなかわいい 知里さん
立ち神さまに向かい、禊場所に向います

早朝からお支度を整えて、身を清め、いざお山に登ります。

今回は、大江さんをはじめ、知里さんのあたたかい応援団、ありがとう寺のお仲間たちもこの機会に全国から集まり、ご一緒に山頂に向かわれました。

今回は、私自身も前回より1ケ月経ち、お腹もさらに大きくなりありがとう寺のみなさまに荷物を持っていただいて、助けていただきながら無事たどり着くことができました。

山頂に着くと、やはりお掃除、お砂やお水を取り替えるなどして

さらには境内裏手の要所にて

大切なお参り、祈りをいたします。

ここで突然あわの唄を舞うことになりましたが、ありがとう寺のみなさまも、初めてあわの唄に触れられ、とても心に響くものがあったと、あとから教えてくださいました。

そして、境内に戻りいよいよ式がはじまります。

大江さんの進行のもと、神様にご挨拶、

舞の奉納と続き

鈴之位の証書授与と記念品のお飾りが手渡されました。

証書などは、扇を使って手渡され、

日本人としての奥ゆかしく、美しい作法の学びになり、こういったところもアマミ舞として後世に伝え残していきたいことだと、感じながらの厳かな授与式となりました。

そして、私、アマミ 稲菜からは

祝いの舞として、『ひふみ』を舞わせていただきました。

ひふみ祝詞は、日本全国にこの大地に麻を蒔きましょうという意味合いが込められているそうで、熊本の幣立神宮にその古代文字で彫られた石碑があるそうです。

こちらで真菰に携わらせていただいている、鶴先生、そしてありがとう寺のみなさま、知里さん、そして私自身も、麻と並んで日本古来からの神草と呼ばれる真菰、麻にちなんで

ひふみの舞が選ばれました。

そして、記念品の芭蕉のお飾りを装着された知里さん、

いえ、新たに誕生しました

アマミ 千龍さんとしての、

初めてのご奉納舞がはじまりました。

境内中央に向かおうとする立ち姿

その荘厳な美しい凛とした輝いた姿に、

本当に心打たれました。

まず龍神祝詞をご奉納し、

そしてこの数日前に

ここ奄美にて、原種の真菰でそめた

京丹波のシフォンシルクを纏い

天のみとびら を舞いました。

原種の真菰で染められた羽衣を纏って

真菰染めは、アマミ舞の大先輩、染めの作家さんであります塩野圭子先生に教わりながら

10月に染めました。

またこちらも詳しくお伝えできたらと思います。

力強く祈りのこもった、龍神祝詞に続き、

真菰のシルクを纏った、ふんわりとした柔らかな天のみとびらを舞う、千龍さん。

これからも、千 たくさん、たくさんの

お役目を携え、たくさんの場所に赴き、

龍のごとくに払い清め、素晴らしいお役目を果たされていきますことを

十五夜に天からいただきましたお名前に込められた意味とともに、

邁進されますことを、アマミ舞の仲間として心強く、楽しみにお祈りしております。

2つの舞の間には、町田 宗鳳先生による祈りを捧げていただきました。

この今井大権現にまつわる様々な魂たち、そして私たち自身、みんなが浄化され、悦びの時間となりました。

最後は花柳 鶴寿賀、鶴阿彌師匠よりお祝いの言葉と、舞が奉納されました。

ありがとう と とうとがなし の

奄美に伝わる大切な言霊の唱和に合わせての舞は、魂に響く素晴らしい舞でした。

喜びの記念撮影をし

ありがとう寺のお仲間のみなさまもご一緒に

下山すると、お楽しみの直会です。

やっと緊張が溶け、ほぐれ緩む時間です

全ての行程がつつがなく、無事に終了し、

緊張の糸がほどけ自然と笑顔が生まれます。

こっちさんの素晴らしいお料理としつらえ

古民家風に建てられたという、なんとも癒される落ち着き空間にて、

それぞれの感じたことなど、シェアタイム

美味しい食事とデザートと共に

素敵なひとときを過ごさせていただきました。

厚さんに続き、今年はお二人の鈴之位さんが誕生されました。

私も傍らで毎回大きな学びをさせていただき、

感謝とともに、鶴先生、また大きなエネルギーを放って全身全霊の教えを私たちに

ありがとうございました。

全国のアマミ舞の仲間たち、そしてこれから繋がっていく仲間たちに

この模様を共有し、共に在る感覚を

味わっていただけましたら幸いです。

この度は、アマミ 千龍さん

誠におめでとうございます!!

アマミ 稲菜 拝

鈴之位 授与式

9月も最終日となり、ここ奄美も随分と涼しく

過ごしやすい季節が到来しました。

まだ冷房を使用しながらも、風の香りには秋を感じています。

本日は、週末に行われました

鈴之位 ご奉納、授与式について

ご報告いたします!

この度、新たに鈴之位として誕生いたしましたのは、

アマミ 厚(あん)さん です。

8月に大分で鶴先生より鈴之位のお稽古を数日受けられ、そして今月、

今井大権現さまでのご奉納、授与式を迎えられるため来島されました。

尾方 厚子さん通称あっちゃんは、いつも明るく元気ハツラツとされ

たくさんの面白く深いお話しをお持ちの大分県のママです。

アマミ舞に出会う前から、あわの唄をうたっていたそうで、踊りも作って舞っていたという

とても活動的な女性です。

今回の奄美大島でも、到着して早々からお稽古が始まり、

鈴之位の課題曲、舞の稽古は非常に集中したものとなり、

翌日の試験、本番にむけて緊張が高まる様子を共に感じました。

私自身もお稽古に同席させていただくことは深い学びとなり、

また、久しぶりの仲間との稽古は、

何ものにも代えがたい、非常に楽しく喜び溢れる時間となりました。

2日目の朝は、安木屋場の昔から神聖な儀式をされていた海の場所で禊をし、

立ち神さまと共に
禊をする海の真正面にそびえる今井大権現さまのお山 これから向かう山頂に太陽が輝く

鶴先生のご主人さま、大江さんの多大なるサポートのもと、未明に降った大浄化の大粒の雨のぬかるみも幸い大きくなく、

無事、山頂まで登りつくことができました。

ここから急な参道の石段を登ります
鳥居の前から見える美しい海やリーフ

普段、この今井大権現さまを大切に守ってらっしゃる大江さんと鶴先生。

山頂の境内に着くまでも、ずっと枝をはらったり、草を刈ったりしながら登り

そして境内でも、お掃除、お水やお酒お榊のお取り替え、海の砂を運び積んだりと、、、

いつもされていらっしゃることを、

私たちも少しでもとご一緒にさせていただきました。

そして場も美しく掃除され整い

境内からまた大切な場所へのご挨拶も済ませ

いよいよご奉納・授与式となりました。

晴れてアマミ 厚(あん)さんとなられた彼女の舞は、それまでの稽古の数倍力強く、気迫を感じる素晴らしい舞でした。

そして、私アマミ稲菜からは、お祝いの舞として 『いろは』と『天のみとびら』を舞わせていただくことになり、

最後は、鶴先生の舞で祈りを捧げました。

授与式は非常に美しく、厳かで

これからアマミ舞の鈴之位として世の中のお役に立っていけるよう、という素晴らしい言葉が深く響かれた厚さんでした。

奄美の芭蕉糸と、天然石の叶結びのご神具お飾りが贈られ着けてみた様子

全て滞りなく終了し、外に出ると

太陽の強い光が急に差しはじめ

天からの祝福を感じずにはいられませんでした。

下山は、それまでの緊張から解き放たれ

リラックスして1日の全ての奇跡に感謝しながらの道中となりました。

美味しい直会のお食事にて1日の締め括りとなり、夜は私たち夫婦の誕生日会を企画していただいておりましたら、

なんと厚さんも、私たち夫婦と同じ誕生日と判明し!!

まさか、3人同じ誕生日のバースデーパーティとなりました。

翌日もお稽古にまた励まれましたが

初日夜には、安木屋場集落の皆さんの唄や踊りの歓待を受けたり

他にも奄美を濃く楽しまれて帰られたご様子に、とても嬉しくなりました。

奄美には、友が帰る寂しさを唄ったうたが多いとは聞きましたが

これだけ行き来しやすい便利になった現代でも尚、

別れの寂しさはあり、またすぐの再会、来島を約束しました。

やはり、アマミ舞のお稽古やご奉納、鶴先生や仲間と過ごす時間は

時空を越え、まさに天と地がひとつとなり

それぞれの魂の記憶を目覚めさせ、本来の自分に還るときとなるように感じ、

深い喜びに満ち溢れている自分自身の感覚に気が付きました。

またこれからも、仲間の来島、一緒にアマミ舞の稽古を通して身体、心を磨いていけることが楽しみでなりません。

改めまして、新・鈴之位 アマミ 厚さん、おめでとうございます。そしていつも私たちを教え、導いてくださる鶴先生、その深い愛にありがとうございます。

春分・秋分に龍の目が見られる夕陽スポットにて

アマミ 稲菜 拝