天は計られたクナト大神の恩恵 出雲大社御奉納Vol.1

皆さん、こんにちは!

早いもので、6月も下旬に差し掛かり、夏至を超え新たなる始まりの時。

毎年6月1日に出雲大社で行われる真菰の神事、古き佳き時代に想いを馳せ、涼殿祭(すずみどのまつり)に参列し、先日、三年ぶりに出雲大社正式参拝、御拝殿にてアマミ舞御奉納を無事に執り行うことが出来ましたこと、ご報告申し上げます。

三年前の御奉納では、まだまだ社会情勢が厳しいものがありました。しかし、この三年間で様々な変化を経験しながら、あらゆることが真実へと向かうための大きな分岐点に立つこの今ではないでしょうか。

大きな時代の変化変容の最中にありながら、再び御奉納の旅に向かうことを決心した花柳鶴寿賀、鶴阿弥師匠と参った今回の出雲。そこで指揮を取るお姿、自ら祈り舞うお姿にただ驚くばかりでした。

ここは、クナト大神様をお祀りする出雲井社。

兼ねてから、鶴寿賀師匠が重要な祈りの聖地として崇めていた場所。三年前にコズミックアカデミー主催のエネルシアさんによるお導きで、アマミ舞御奉納が実現しました。今年は、エネルシアさんのお弟子さんである野津珠美さんにお世話になり、大切な時をご一緒させていただきました。エネルシアさん、珠美さん、真にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

美しい森の中にひっそりと佇む聖地で、「あわのうた」「ひふみ祝詞」を御奉納させていただきました。ここには、やはり素晴らしいエネルギーに満ち溢れていて、それ故、この場に導かれるということ、ここで歌い舞うというのは、私たちにとって真実であると感じてなりません。

それは、この出雲井社が天と地が結ばれた地である他なりません。

すると、素晴らしいことが起こりました。

私たちが、魂の震える体験をし感極まっているところに、何と神官の方と楽士の方々と共にお見えになり、クナト神を祀られるお社の扉が開かれるという瞬間に居合わせていただけることとなり、神聖なる神事に参列させていただいたのです。

初日から、天の計らいを授かった私たち…

しかし、それは想像を遥かに超えた天界のお働きです。何ということでしょうか!重要なお社の御扉が開かれるのを目の当たりにすることになるとは。私たちは、至福の喜びに涙しました。まさに最高最善のことが起こったのですが、誰よりもそれを実感として受け取られていたのは、鶴寿賀師匠であると私は思います。

そこには、天の恩恵のお取り道として存在する二人の女性がおられました。

奄美のユタ神様、瑞雲 千代(みくもちよ)さんと真菰の発展にご尽力される中山恵美賀さんです。お二人とも師匠とは、深いご縁、魂を分かち合う大切なご友人でも在られます。

未来への道を大きく切り開いて、社会に多大なる貢献をされるお二人がこの祈りの場にいて下さったことは大きく、ご一緒にしていただき心より感謝いたします。

そして、その数日後に、更なるミラクルが!

初日に起きた想定外の出来事は、より一層現実味のある奇跡へと、天は、再び計られたのです。

これには、目に見えない大いなる存在は、すべてをご覧になっているということを感じずにはいられませんでした。

師匠がどんな思いでここまで来られたのか、どれ程までのご尽力でこの日を迎える事が出来たのか!天は、それに応えてくれました。

そして、その奇跡を受け取り、天と手を結ぶ事の出来る人が、花柳鶴寿賀というお方であります。出雲は、今回を最後にと伝えられていたのですが、出雲大社御奉納後にそれは撤回されることになりました。

その有り得ない出来事は、次回にさせていただきます。ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

つづく…

アマミ富士

6.3アマミ舞出雲大社御奉納

春の息吹を受けて、変化の季節がやって来ました。2024年は、進化したアマミ舞として、新たな志しを胸にしている今この時であります。

毎年6月1日、出雲大社にて執り行われます真菰の神事と言われる凉殿祭(すずみどののまつり)真菰の神事が執り行われます。

古式ゆかしいこのお祭りにちなんで、今年は、6月3日正式参拝後、アマミ舞をご奉納をさせて頂く運びとなりました。

又、2年に一度開催されるマコモサミットは、今年10月奄美大島に決定しました。この度の御奉納は、出雲と奄美をつなぐためのものとなる故、奄美の神々様への感謝の御言の葉、「尊尊愛し」の精神を出雲の神々様へお伝えすべく、心をこめてご奉納させていただきます。

今回の特別な御奉納には、花柳鶴寿賀(アマミ鶴阿弥)率いるアマミ舞他、「一般社団法人 心の會(しんのかい)」代表、藤間心先生による日本舞踊の御奉納、更には、朗読家であり、鶴寿賀の実の姉上で在られる藤永朋子先生による「島」の朗読の御奉納が予定されています。

又、一昨年訪れた、クナト大神様をお祀りする敷地内にておきましても、再びアマミ舞のご奉納を執り行います。

是非、出雲の神々様と真摯に向き合い、祈りの舞を御奉納させていただきたく、本日この佳き日に参加者を募集を告知いたします。

【アマミ舞出雲大社御奉納】

日程:5/31出雲入り(出雲大社近辺の方は、6/1朝に集合)

◎6/1 午前/出雲大社にて涼殿祭(すずみどのまつり)を黙祷祈念、午後より稽古14:00〜18:00

◎6/2 稽古10:00〜12:00, 14:00〜18:00

◎6/3 稽古10:00〜12:00

14:00〜出雲大社にて準備
16:00〜御奉納

終了後、直会となります。

ー奉納内容ー

アマミ舞 奉納:「あわのうた」「君が代5番」

藤間心 奉納:「三番叟」

篠永朋子 奉納:「島」朗読

花柳鶴寿賀(鶴阿弥) 奉納:「尊尊がなし」

以上を予定しております。

ー参加をお決めになる皆様へー

◯御奉納に至るまでのお稽古含む参加費:36,900円

◯玉串料、諸経費:13,000円

お宿の手配を各自行って下さい。(6/1朝に到着出来ない方は、5/31前泊をお願いします。)

お問い合わせ・お申し込みは、

fujiko.appreciate@gmail.com 又は、FBメッセンジャーより、アマミ富士まで宜しくお願い申し上げます。



3.10アマミ舞宝珠之位鈴之位授与式

皆さま、こんにちは。

久しぶりのブログ投稿となりましたこと、深くお詫び申し上げます。

この数年の過激な変化の中で、アマミ舞として、そして又、アマミ舞に関わる私たち一人ひとりの意識が、この今に漸く共同創造していく準備が整ったように感じる昨今であります。

本日、この佳き日に、新しい始まりを告げるべく、ご挨拶申し上げたいと存じます。

我らアマミ舞は、今この時、更なる変化に整えるべく準備をして参りました。春分を超え、いよいよ2024年始動です。

鶴寿賀師匠は、リハビリを兼ねての入院生活を完了し、只今、奄美での暮らしに入りました。奄美は、ここ数年で本来持つ豊かさを循環させており、自然との大調和を現実のものにしています。それ故、私たちの目指す祈りというとのについて、深い洞察の元、祈り舞をここから本格的に広げて行きたいと感じる日々です。

そんな思いを秘めながら、鶴寿賀師匠は、今後、奄美と東京の二拠点を構えて舞の指導に励んで参りますこと、本日皆様に分かち合いたいと存じます。

そして、それはもう既に始まっているのです。

常に我々アマミ舞を率いて、前進あるのみと師匠の計り知れないパワーが、新しいビジョンの元に動き始め、弟子である宝珠之位鈴之位を中心に、アマミ舞を啓蒙する者たちの育成に尽力を注いでいる最中であります。

その上で、本日は、嬉しいご報告をさせて下さい。

つい先日3月7日、アマミ舞の名取資格を行いました。鶴先生は、兼ねてから願っていた者、このタイミングでアマミ舞にコミットした者たちに、厳しい名取試験を受ける機会を提供しました。

何と全員が見事に合格して、8日と10日、2回に分けて授与式を執り行い、新たに6名の鈴之位、2名の宝珠之位がこの度誕生いたしましたこと、ここにご報告いたします。

資格授与のための稽古は、普段の稽古とは全く次元の異なるものとなり、アマミ舞を啓蒙する立場に在る者としての心構えや在り方、高い意識に向かうための厳しいお稽古となりました。

そして、スペシャルゲストとして二人の方にお越しいただき、ご指導を賜りました。

先ずは、鶴先生のご親友であり、「一般社団法人 心の會(しんのかい) 」を主催の藤間心先生より、日本舞踊からなる基本的な所作やお扇子の使い方など、更には、日本人の精神と肉体のつながりを学ぶ、大変貴重な機会を頂戴させていただくことと成りました。

祝賀会で!メガネをかけた方が山本先生です。

また、鈴之位授与でいただく、アマミ舞にとつて、大切な鈴を製作して下さる、立体工芸家の山本祐一さんも駆けつけて下さり、神聖幾何学から神道、舞についての講和をしていただきました。

そして、お名取授与式のために足をお運び下さいました方々が見守る中、試験に挑み、鶴先生からお免状をいただき、厳かに、そして晴れやかに無事にお式が執り行われました。

3月8日に鈴之位となったアマミ登美さん(写真右アマミ蓮(写真左)

名取試験のためのお稽古は、普段使うことのない集中力を引き出して、結果、それぞれが本来持ち合わせていた可能性と、自身の内なる光を解き放つ特別な経験をさせていただき、大きな一歩を踏むことが出来たように感じます。

アマミ舞創始者・花柳鶴寿賀ことアマミ鶴阿弥(右)とご親友の藤間心先生(左)

日本舞踊界に多大なる貢献をされ、人生を賭けて舞踊一筋に尽力を尽くして来られたお二人のお姿を見て、心の底から、身の引き締まる思いがいたしました。

常に限界突破の姿勢を私たち弟子に見せて下さる鶴寿賀師匠のご指導は、かけがえがない故に、アマミ舞を舞う私たちは、この上なく恵まれていることを改めて受け取りました。

今、祈りの力と舞の力がこの地球にとって、本当に必要な時であると感じてなりません。アマミ舞としてのお役目は、ここから更に大きくなっていくことと思うのであります。

鈴之位を授与のアマミ和音佳(おとか)さん(上右から)、アマミ愛彩さん、アマミ暁さん
アマミ晴さん(下右)、宝珠之位を授与のアマミ千龍さん(下中)、アマミ富士(左)

皆様、ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。私たちは、アマミ舞の舞人として、これから益々精進して参りますので、どうぞ、今後とも末長く宜しくお願い申し上げます。

最後に、鶴先生、ここまで私たちを導いて下さり、本当に本当にありがとうございます。先生のご指導の一つひとつに、心から感謝いたします。

アマミ富士

富士山の麓にて千龍さんが舞う

この度、アマミ千龍さんが、国際的なイベントの場で、アマミ舞の御奉納をされましたこと、謹んでご報告させていただきます。

秋分の日から始まった、第7回世界長老会議と題して、各国から先住民族の長老が集結!東京国際フォーラムにてしシンポジュウムが行われていました。

そして、昨日から、富士山の麓である朝霧高原で行われたオールナイトフェスティバルに、ありがとう寺御住職、宗教学者でもいらっしゃる町田宗鳳先生と共にご夫妻でご招待され、宗鳳先生による護摩の神事が執り行われる中、千龍さんがアマミ舞を御奉納されまた。

世界各国から集まった先住民族族の長老たちが見守る中、祈りの舞を天に宇宙に捧げて下さった千龍さん…

その夜は、満天の星が光り輝く夜空となり、千龍さんの舞が始まると、鷹が富士山に向かって登っていったのだそうです。その素晴らしい光景を見て、長老の方々は、心打たれ、千龍さんに駆け寄り、有難い言葉をお伝え下さったとのことです。

鶴先生は、古からの叡智を携えて、先住民族の長老が集まる重要な場で、アマミ舞を披露する機会をいただいたこと、この上ない歓びと、深い感謝と共に在られます。

宗鳳先生、千龍さん、この度は、

「護摩とアマミ舞」お二人でなければ出来ない、祈りの神事を今この時に、重要な場において、私たちの思いと共に果たしていただき、ありがとうございました。

鶴先生、宗鳳先生、千龍さん…この度は誠に、おめでとうございます。

アマミ 富士

北海道神宮アマミ舞ご奉納

9月に入り、秋の氣配を感じる今日この頃、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

この度、北海道神宮正式参拝、アマミ舞ご奉納を執り行いました。これまで各地で奉納舞を行って参りましたが、2023年という年に、兼ねてからの思いを形にし、北海道の大地で祈りの舞を捧げることが出来ましたこと、ご報告申し上げます。

しかしながら、今回は、これまでの経験の上に、新たな始まりという大きな意味を持つご奉納となりました。北海道には、熱心なアマミ舞のメンバーがおり、又、ご支援下さる方々の存在がある故、北海道神宮ご奉納は果たさなくてはならないと、鶴寿賀先生は常々語られていました。

まさしく今回は、今この時、約束の元に強い決意を胸にした舞人が、奄美、屋久島、壱岐、大分、神戸、奈良、大阪、そして北海道と、各地から集結し、この格式誇る北海道神宮、参集殿に立つ貴重な機会をいただきました。

ご奉納となると、覚悟が必要なのは当然のことですが、今回は、稽古を始めるに当たり、しっかりと準備しなければなりませんでした。北海道入りした鶴先生は、改めてこの度のご奉納の意義を自ら問う中で、アイヌ民族の方々への思いを噛み締め、深い祈りの中に入られるのでした。

そして、先ずは、アイヌゆかりの地である藻岩山へ向かうことに。ここで、北海道の大地のエネルギーを感じつつ、アイヌ民族の方々への感謝を捧げ、あわのうたを舞わせていただいたのです。

先ずは、この場所で祈り舞うことことができ、氣持ちが落ち着いた我々は、北海道の雄大な景色を眼下に収め、心解き放たれていくのを感じつつ、その後の鶴先生の一言に驚きを隠せませんでした。なんと、今回の奉納舞を「君が代」から、「よいすら」に変更すると仰ったのです。「よいすら」とは、奄美の島唄で有名な朝崎郁恵さんの名曲です。元々、この曲に振りをつけ、先生や宝珠之位の先輩たちが舞っていらっしゃいましたが、何とこのタイミングで難しい振り付けを9人で舞うこととなり、氣もちを新たにしました。しかし、この選択は、最高最善!何故なら、アイヌと奄美は、ひとつであり、縄文の意識でつながっている他ならならないからです。私たちは、その鶴の一声に氣持ちが舞い上がっていきました。

北海道の地で、朝崎郁恵さんの曲で舞うことに、深い感銘を覚え、ここに来た意味もう一度を受け取りました。何より、鶴先生は、全身全霊で私たちを指導して下さるのです。これ以上のものがあるでしょうか!ご奉納に向かう先生のお氣持ちに寄り添うことは、弟子として歓び以外の何ものでもありません。

そして、ミラクルは起こりました。何と、沖縄は八角堂の小嶋さちほさんが北海道入りしていることが分かり、久しぶりに先生とさちほさんがご一緒することに。更には、北海道在住、アイヌ民族伝統弦楽器、トンコリ演奏者で知られる、二宮規一さんにご献奏をご依頼して下さり、これも天の計らいであるのか、初ご対面のお三方による奉納演奏となったのです。

ここから、本当に始まっていく、人生に対する新しい始まりと、魂のレベルで、元々の大いなる源に、根源なるものに還っていく、そんなこもを受け取らせていただきました。

さちほさんはライアーで、和合、元還りをテーマに音魂を降すということに。二宮さんは、無限に響き渡る美しいトンコリの演奏を。そして鶴先生は、全身全霊で祈りの舞いをご奉納下さいました。そのお姿に、観ている人たちは涙し、祈りでひとつになったのを感じました。それは、アイヌ民族の祖先や、世界中の先住民、そして、人類のすべてのご先祖様に届いていたに違いありません。

まさに、天の采配によって生まれた奇跡の共演となり、あの場をご一緒させていただいた皆さまと、心の平安を共有することとなりました。そして、今こそ、私たちは、縄文の意識に立ち還り、愛と尊厳、思いやり溢れる世界を私たちの手で築いていく時が来たことを受け取り、新たな未来に希望の矢を解き放す時であることを分かち合う奉納の儀式となったように感じます。

あれから一週間、今も尚、あの時の感動が心を暖めてくれています。

鶴先生、この度のご奉納、誠におめでとうございます。また、私たち弟子を北の大地に導いて下さり、心より感謝いまします。

さちほさん、二宮さん、素晴らしい音の響きで、私たちのハートの目覚めを促して下さり、真実を分かち合って下さつありがとうございました。

また、この度のご奉納のために、多大なるサポートいただいた北海道チームの皆さん、本当にありがとうございました。

最後に、限界を乗り越え、その先の未だ見ぬ世界へと、常に私たちを導いて下さる鶴寿賀師匠に、心からの愛と感謝、尊敬の念をお送りしたいと思います。